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リオのカーニバル2027 日程・サンボドロモのチケット・見方・ブロコ・治安【2027年2月5〜13日】

サンボドロモ(サプカイ)のカーニバルのパレード

2027年のリオのカーニバルは2月5日(金)から2月13日(土)まで。トップリーグ「グルポ・エスペシアル」の12校は2月7日(日)・8日(月)・9日(火)の3夜に4校ずつサンボドロモを行進し、2月10日(灰の水曜日)に採点、13日(土)に上位校のチャンピオンズ・パレードがあります。サンボドロモの一般席は1夜250レアル(約7,000円)で、2026年8月10日から公式販売が始まっています。街頭パレード「ブロコ」は2026年に462団体が認可され、1月中旬から3週間以上続きます。この記事では、日程、チケットの買い方と価格、会場での見方、ブロコ、治安、宿と航空券を、主催者 LIESA の発表とリオ市観光局(Riotur)、ブラジル通信、現地報道、外務省の情報で整理します。

  • 本番は2月7〜9日の3夜。各夜22時ごろに始まり、4校が70〜80分ずつ、明け方まで続きます。2部リーグ「セリエ・オウロ」は2月5・6日、チャンピオンズは2月13日です。
  • チケットは Ticketmaster で、1夜250レアル。一般席(アルキバンカーダ)と個人席が一律250レアル、1人4枚まで。記名制で譲渡できません。桟敷席(フリーザ)と個室(カマロッチ)は2026年実績で1,800〜1万レアル超。
  • 無料で見る方法もある。1月23・24・30・31日の公開リハーサルは無料。本番のセクター1は事前登録で無料、セクター12・13は10レアルでした(2026年)。
  • スマホは路上で出さない。2025年のカーニバル期間、リオでは6分に1台の携帯が盗まれました。外務省はリオをレベル1、在リオ総領事館はカーニバル期間の注意喚起で「スマホは店内でだけ使う」「集団強盗に警戒」と呼びかけています。
目次

2027年の日程

リオデジャネイロのサンボドロモ
サンバ学校がパレードするサンボドロモ(写真:PIXTA)
日付内容
1月23日(土)・24日(日)・30日(土)・31日(日)グルポ・エスペシアルの公開リハーサル(無料、土曜20時・日曜19時から各3校)
2月5日(金)・6日(土)セリエ・オウロ(2部)17校、20時50分開始。上位2校が2028年に昇格
2月7日(日)グルポ・エスペシアル:ウニオン・デ・マリカ、ベイジャ・フロール、パライゾ・ド・トゥイウチ、ヴィラ・イザベル
2月8日(月)モシダージ、ウニードス・ダ・チジュカ、サルゲイロ、インペラトリス
2月9日(火)ポルテーラ、ヴィラドウロ(2026年優勝)、グランジ・リオ、マンゲイラ
2月10日(水、灰の水曜日)採点発表
2月13日(土)チャンピオンズ・パレード(上位6校)

出走順は2026年4月16日に LIESA が抽選で決めました(Riotur、Itatiaia)。2026年はヴィラドウロが270点で4度目の優勝、0.1点差でベイジャ・フロールとヴィラ・イザベルが続き、最下位のアカデミコス・デ・ニテロイが降格、セリエ・オウロ優勝のウニオン・デ・マリカが昇格して初日の先頭を飾ります(Poder360、Exame)。各校のテーマ(エンヘード)は Riotur の公式ページに一覧があり、ポルテーラは故モナルコへの追悼、サルゲイロはシカ・ダ・シルバ、グランジ・リオはガーナに帰還した元奴隷の子孫がテーマです。

サンボドロモのチケット:種類・価格・買い方

席の種類2027年の価格備考
アルキバンカーダ・エスペシアル(セクター2〜11、9を除く)1夜250レアル(半額125レアル)2026年8月10日19時から一般販売。1人4枚まで。コンクリートの階段席で自由席
カデイラ(セクター12の個人席)250レアル番号つきの椅子席
3夜通し券「パスポルチ」499レアル2026年3月9日発売。記名・譲渡不可
セクター9要確認観光客向けのパッケージ用に確保される番号つき席。価格は他より高い
フリーザ(パレード脇の桟敷、6人掛け)2026年実績 1,800〜1万レアル2025年10月に再販、Pix 払いのみだった
カマロッチ(個室)2026年実績 1,250〜6,485レアル/人飲食込みの民間運営。ノッソ・カマロッチ(セクター10)、カマロッチ No.1(セクター2)など
セリエ・オウロ(2月5・6日)45レアル2026年8月18日発売
アルキバンカーダ・ポプラール(セクター12・13)、セクター12026年実績 10レアル、セクター1は無料本番直前の販売・登録。顔認証つき

公式の販売先は Ticketmaster Brasil で、LIESA の案内ページ(liesa.org.br/ingressos)から進みます。販売は段階的で、2027年は3夜通し券(3月)、サンビスタ券(4月、抽選で曜日を選ぶ方式、250レアル)、一般販売(8月10日)、追加販売(9月10日、125レアルから)の順でした(Diário do Rio、Poder360、ブラジル通信)。記名制なので、他人名義のチケットや路上の転売は入場できない恐れがあります。日本の旅行会社のツアーはセクター9かカマロッチの席を含めて売られています。

会場での見方:時間・持ち物・帰り方

  • 22時に始まり明け方まで。2026年は各夜22時開始で、23時30分、1時、2時30分と約1時間半おきに4校目まで。1校の持ち時間は70〜80分で、超過・不足は1分ごとに0.1点の減点です(TVT、Folha PE)。最後まで見ると5〜6時です。
  • 持ち込めるもの。500mlまでの飲み物(ビールを含む)、個人の軽食、保温カップ、40×30cmまでのクーラーボックス、ビニールの雨合羽。持ち込めないもの:ガラス容器、缶(スポンサーの関係)、スプレー、自撮り棒、保冷剤、傘、椅子、ドローン(Poder360、2026年2月)。
  • 席と設備。アルキバンカーダは屋根のないコンクリートの段で自由席、早く入るほど前に座れます。会場内に救護所が6か所あります(ブラジル通信)。開門時刻と売店の詳細は年ごとの発表を確かめてください。
  • 帰りは地下鉄。2026年はカーニバルの金曜5時から灰の水曜の深夜まで地下鉄が終夜運行し、チャンピオンズ当日も24時間動きました(ブラジル通信、Diário do Transporte)。最寄りはプラサ・オンゼ駅(偶数セクター側)とセントラル駅(奇数側)です。

ブロコ(街頭パレード):無料で参加できるカーニバル

サンボドロモの外では、楽団を先頭に街を練り歩く「ブロコ」が本番の3週間前から始まります。2026年はリオ市観光局が462団体を認可し、期間は1月17日から2月22日、ブロコだけで680万人、市全体で800万人の人出でした(ブラジル通信、O Povo)。大規模な10団体はセントロのプリメイロ・デ・マルソ通りに集められます。代表的なのは、1918年創設の最古参コルドン・ダ・ボラ・プレタ(カーニバル土曜の朝7時、セントロ)、ビートルズをサンバで演奏するサルジェント・ピメンタ(カーニバル月曜、アテーロ・ド・フラメンゴ、約6万人)、締めくくりのモノブロコ(カーニバル後の日曜、セントロ)です。2027年の公式カレンダーは、市の登録が2026年9月に締め切られ、1月15日に最終の認可が出たあと公開されます。街頭カーニバルの開始予定は2027年1月16日です(ブラジル通信)。

治安:スマホと集団強盗

  • 携帯の盗難が最多。2025年のカーニバル期間、リオでは窃盗4,613件・強盗2,469件、6分に1台の携帯が盗まれました(SBT)。2026年は州の特別態勢で携帯関連の犯罪が32.9%減、観光客関連が43.5%減、5日間で731人を逮捕しました(ブラジル通信、2026年2月23日)。
  • 在リオ総領事館の注意(2026年)。旅券はホテルの金庫に置きコピーを携行、スマホは路上で使わず店内で、タクシーの車内や信号待ちでも操作しない、セントロは徒歩を避けタクシーで、海岸地区の集団強盗「アハスタオン」に警戒、コパカバーナからラパ方面への夕方以降のバスで強盗、抵抗しない、被害は観光警察(DEAT)へ。
  • 対策。スマホは二段階認証と自動ロック、位置の遠隔確認を設定し、盗まれたらすぐ銀行に連絡して被害届を出す(SBT が伝える警察の勧め)。現金は少額をポケットに分け、腕時計やネックレスは着けない。ブロコでは仮装のポケットに貴重品を入れないことです。
  • 外務省。ブラジルの危険情報(2026年2月20日更新)で大リオ圏はレベル1「十分注意してください」。安全対策基礎データは「徒歩で移動中に突然狙われるひったくり被害が非常に多く」「抵抗すると殺害されることもあります」と書いています。

宿と航空券:値段はいつ、どれだけ上がるか

2026年のカーニバル期間(2月13〜21日)のリオ市内のホテル稼働率は99%、2月の平均客室単価は1,312レアルで前年より49.4%高く、ピークの2月15日は2,657レアルでした(HotéisRIO、CoStar)。サンボドロモ近くのセントロは夜の治安を考えると宿には向かず、コパカバーナ・イパネマ・ボタフォゴから地下鉄で通うのが普通です。宿は半年前には埋まり始めるので、2027年2月に行くなら2026年のうちに押さえてください。

日本からはサンパウロ経由が基本で、サンパウロ〜リオは1日約100便の「ポンチ・アエレア」(コンゴーニャス〜サントス・ドゥモン)があります。リオの空港はガレオン(GIG、国際線)とサントス・ドゥモン(SDU、国内線、市街に近い)の2つ。2026年のカーニバル期間にはガレオンだけで約60万人が利用しました(Jornal de Brasília)。ガレオンから市内は BRT と執行バス、配車アプリがあり、料金は年ごとに変わるので到着時に確かめてください。イグアスの滝やレンソイス・マラニャンセスと組み合わせる人が多く、日本の添乗員付きツアーはイグアスとの組み合わせで10〜11日間が中心です。

予約のしかた

① 現地ツアー(サンボドロモ観覧・送迎つき)

チケットと会場までの送迎、ガイドをまとめたプランが予約サイトに出ます。深夜の移動を任せられるのが利点です。席の種類(アルキバンカーダかフリーザか)を確かめてください。

現地ツアーを予約サイトで探す

② 航空券(日本〜サンパウロ〜リオ)

2月上旬は南米の夏休みと重なり、国際線もポンチ・アエレアも高くなります。日本発は米国・中東・欧州のいずれかで乗り継ぎ、米国経由は ESTA が要ります。

航空券を予約サイトで探す

③ ホテル(コパカバーナ・イパネマ・ボタフォゴ)

地下鉄の駅に近い宿を選ぶと、サンボドロモからの帰りが楽です。カーニバル期間は最低泊数の条件がつく宿が多くあります。

ホテルを予約サイトで探す

④ 日本発の添乗員付きツアー

阪急交通社の公式サイトでは、2027年2月10日羽田発の「リオのカーニバル10日間」が187万円から、イグアスの滝と組み合わせた10日間が150万円から、チャンピオンズ・パレードを見る廉価版が89万9,800円からでした(2026年11月4日確認)。目利き旅の中南米ツアー比較でも、日数と予算から比べられます(ブラジル単独のページはありません)。

行く前に必ず確認すること

  • 外務省の危険情報。大リオ圏はレベル1「十分注意してください」(2026年2月20日更新)。出発前に外務省 海外安全ホームページと在リオデジャネイロ日本国総領事館のカーニバル期間の注意喚起を確認してください。
  • チケットの名義。記名制です。購入者本人の身分証を持って入場してください。
  • ブロコの日程。2027年の公式カレンダーは1月中旬以降に Riotur が公開します。ブロコごとの集合場所と時刻は直前に変わります。
  • 黄熱と暑さ。2月のリオは最高気温30℃超。水分と日焼け対策、ブラジルの一部地域の黄熱の予防接種の要否は厚生労働省検疫所 FORTHで確認してください。
  • 深夜の移動。サンボドロモの帰りは地下鉄か配車アプリで。徒歩でセントロを抜けないでください。

出典

トップの写真:Nicolas de Camaret from São Paulo, Brazil / Wikimedia Commons(CC BY 2.0)

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