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メキシコ旅行の費用はいくら?個人手配の1週間・10日間の内訳(宿・食事・交通・入場料・税)【2026年】

メキシコシティの夜のタコス屋台

個人手配でメキシコを1週間回ると、航空券を除いて1人およそ8〜15万円が目安です。物価は日本より安い項目(地下鉄5ペソ、屋台のタコス1個16〜23ペソ、定食60〜120ペソ)と、日本並みかそれ以上の項目(外国人向けの遺跡入場料、カンクンのホテル、空港タクシー)がはっきり分かれています。2026年11月の為替は1ペソ≒8.4円。この記事では、宿・食事・交通・入場料・税の2026年の実額を、メキシコ銀行、INEGI(国立統計地理情報院)、INAH、連邦消費者保護庁、現地報道の数字で整理し、メキシコシティ+オアハカの7日間と、カンクンを足した10日間の費用の例を出します。

  • 為替は1ペソ≒8.4円。メキシコ銀行の公定レートは1ドル=18.80ペソ(2026年10月30日)、東京外為は1ドル=158円(10月29日)。
  • 食と市内交通は安い。タコス1個16〜23ペソ、定食(コミダ・コリーダ)60〜120ペソ、地下鉄5ペソ、メトロブス6ペソ。1日の食費は屋台と定食中心なら300ペソ(約2,500円)で足ります。
  • 外国人は入場料が倍。INAH の主要遺跡と国立人類学博物館は外国人210ペソ(メキシコ人105ペソ)、チチェン・イッツァは697ペソ、フリーダ・カーロ博物館は320ペソ。日曜無料は外国人旅行者には適用されません。
  • 表示料金の外で払うもの。チップ10〜15%(任意、自動加算は違法)、ATM の他行手数料26〜33ペソ、キンタナ・ロー州の Visitax 約285ペソ、カンクンのホテルの環境衛生料。
目次

費用の例:7日間と10日間(1人、航空券別)

メキシコのペソ紙幣
1ペソ≒8.4円(2026年10月末)。屋台と市場は現金が基本(写真:PIXTA)
項目メキシコシティ3泊+オアハカ3泊(7日間)+カンクン3泊(10日間)
宿(中級ホテル・1人1室)6泊 × 1,500〜2,000ペソ = 9,000〜12,000ペソ+3泊 × 2,500〜5,000ペソ = 16,500〜27,000ペソ
食事7日 × 300〜600ペソ = 2,100〜4,200ペソ10日 × 300〜600ペソ = 3,000〜6,000ペソ
市内交通・空港送迎約1,000ペソ約1,800ペソ
都市間移動メキシコシティ〜オアハカ 国内線片道544ペソ〜 or バス(要確認)+オアハカ〜カンクン国内線(要確認、1,500〜3,000ペソ程度)
入場料・現地ツアーテオティワカン210、人類学博物館210、フリーダ320、モンテ・アルバン210、イエルベ・エル・アグアのツアー等 = 約2,000ペソ+チチェン・イッツァ697、セノーテ、ツアー = 約4,500ペソ
税・チップ・手数料約1,500ペソ+Visitax 285 = 約2,500ペソ
合計(航空券別)約16,000〜21,000ペソ = 約13〜18万円約30,000〜45,000ペソ = 約25〜38万円

宿をホステルにし、移動をバスにすると7日間で10万円を切ります。逆にカンクンでオールインクルーシブに泊まると、カンクン3泊だけで1人5〜10万円が上乗せになります。上の表は、以下の各項目の2026年の実額から編集部が組み立てた目安で、宿の価格帯はメキシコシティ観光局の区別平均客室料金(クアウテモック区1,804ペソ、2026年4月)とカンクンの報道(ローシーズンの販促料金2,000ペソから、オールインクルーシブの平均客室単価5,098ペソ)を基にしています。日本〜メキシコシティの航空券は別で、JAL 公式サイトの往復の最安表示は360,220円でした(2026年11月3日確認)。安い時期はメキシコ航空券の記事にまとめています。

宿:1泊いくらか

  • メキシコシティ。観光局の月次統計の区別平均客室料金は、ポランコのあるミゲル・イダルゴ区が4,092ペソ、ローマ・コンデサ・旧市街のあるクアウテモック区が1,804ペソ(2026年4月)、ベニート・フアレス区1,560ペソ、コヨアカン区1,375ペソ(2026年5月)。2026年6〜7月のワールドカップ期間は前年比46.7%高くなりました(UnoTV)。エリアの選び方はメキシコシティのどこに泊まるかの記事に。
  • オアハカ。州観光局の2026年上半期の平均稼働率は47.78%。平均客室料金の公表値は確認できませんでした(要確認)。中心部の中級ホテルはメキシコシティのクアウテモック区と同程度を見ておくと組み立てやすい(編集部の目安)。
  • カンクン。2026年はローシーズンに需要が落ち、ホテル協会会長が「カンクンで2,000ペソからの販促料金」と述べました(Por Esto!、2026年7月)。オールインクルーシブの代表例では、フィエスタ・アメリカーナ・コンデサ・カンクンの平均客室単価が5,098ペソ(FibraHotel 2026年第2四半期)。選び方はカンクンのオールインクルーシブの記事に。
  • 宿泊税。メキシコシティはホテル3.5%(民泊5%)、オアハカ州3%、キンタナ・ロー州はホテル5%(民泊6%)。予約サイトの表示に含まれていることが多いものの、現地払いの宿では別請求になります。

食事:屋台から中級レストランまで

  • タコス1個16〜23ペソ。全国小売業連盟によると、2026年1月でギサド16ペソ、スアデロ21ペソ、カナスタ17ペソ(前年比14〜21%上昇)。メキシコシティの有名店のアル・パストールは22〜23ペソで、10年で2倍になりました(Publimetro、El Economista)。3〜4個で1食です。
  • 定食(コミダ・コリーダ)60〜120ペソ。スープ・ご飯・主菜・飲み物のセットで、クアウテモック区の下町なら60〜70ペソ、コンデサ100〜110ペソ、ポランコ120ペソ(TV Azteca の調査、2023年。2026年に入って外食は15〜30ペソ上がったと El CEO)。市政府の観光ポータルも「フォンダは50〜150ペソ」と案内しています。
  • 中級レストランの夕食。前菜と主菜に飲み物で1人300〜500ペソが相場ですが、2026年の調査報道は見つかりませんでした(編集部の目安、要確認)。
  • 物価上昇。INEGI の年間インフレ率は2026年9月で3.45%、10月前半で3.62%。食堂・タケリアの指数は9月に前月比0.42%上昇しました。トルティーヤは全国平均24.27ペソ/kg(連邦消費者保護庁、2026年4月)。

交通:市内は安く、空港と長距離は差が出る

手段料金(2026年)出典
メキシコシティ地下鉄5ペソ(2026年も据え置き)市長発表、N+
メトロブス6ペソ(空港発着の4号線は30ペソ)TV Azteca、2026年6月
メキシコシティ空港→市内(ベニート・フアレス区、約15km)公認タクシー275〜425ペソ、UberX 約190ペソ、DiDi 約125ペソ。公認タクシーは2026年10月に21〜35%値上げExpansión 2026年3月、UnoTV 2026年10月
国内線 メキシコシティ→オアハカボラリス公式で片道544ペソから(2026年11月の最安日。空港使用料別)Volaris 公式、11月3日確認
国内線 メキシコシティ→カンクンビバ公式で片道278ペソ+空港使用料611ペソViva 公式、11月3日確認
長距離バス(ADO)メリダ〜カンクン770〜1,163ペソ(等級と時期で変動)Posta、2026年1月
マヤ鉄道 メリダ〜カンクン国内観光客735ペソPor Esto!、2026年7月

メキシコシティ〜オアハカのバスは ADO の公式サイトが読めず、2026年の運賃を裏取りできませんでした(要確認)。国内線の表示運賃は「過去48時間に見つかった最安」で、預け荷物と座席指定は別料金です。空港使用料(TUA)はメキシコシティ空港で国内線30.59ドル、国際線58.09ドル(2026年4月改定)で、航空券代に含めて徴収されます。

入場料:外国人料金の一覧(2026年)

場所外国人メキシコ人・在住者
INAH カテゴリーI の遺跡(テオティワカン、モンテ・アルバン、パレンケ、トゥルム)210ペソ105ペソ、日曜無料
INAH カテゴリーII・III155/145ペソ85ペソ
国立人類学博物館210ペソ105ペソ
チチェン・イッツァ(連邦+ユカタン州)697ペソ(2026年3月27日以降。1月は676)310ペソ
ウシュマル/エク・バラム586/691ペソ269/237ペソ
フリーダ・カーロ博物館320ペソ(ビデオガイド+80)160ペソ

INAH の料金は連邦権利法の改正で2026年1月1日から上がり、12月31日まで有効です(La Razón、Excélsior)。ユカタン州の遺跡は州の上乗せ分が大きく、10年で最大70%上がったと報じられています(Por Esto!)。セノーテの入場料は施設ごとに違い、2026年の公的な一覧はありません。行き方と料金の詳しい話はテオティワカン、チチェン・イッツァ、セノーテの各記事に。

チップ・ATM・税:表示料金の外で払うもの

  • チップは任意で10〜15%。連邦消費者保護庁(Profeco)は、法定の割合はなく、伝票への自動加算は連邦消費者保護法違反で罰金は最大300万ペソ超と繰り返し注意しています(El Imparcial 2026年5月、adn40 2026年1月)。カード払いの端末で「propina」の割合を聞かれたら、自分で入力します。
  • ATM の手数料は1回26〜33ペソ+税。他行カードでの引き出しは BBVA 29.50〜33ペソ、バノルテ30、サンタンデール27〜30、バナメックス26.50、HSBC 29.90(Expansión、2026年1月)。まとめて下ろすほうが得です。日本のカード会社側の手数料は別です。
  • Visitax(キンタナ・ロー州)。カンクン・リビエラ・マヤに行く外国人が1回払う州の税で、2.5 UMA=約285ペソ。2026年は据え置きで、公式サイト visitax.gob.mx で事前に払って QR コードを保存します。
  • カンクンのホテルの環境衛生料。1室1泊85.40ペソをフロントで払います(詳しくはこちら)。
  • 現金とカード。都市部のレストランやホテルはカードが使えますが、屋台・市場・乗合バン・遺跡のトイレは現金です。1日500ペソ程度の現金を持ち歩くと困りません(編集部の目安)。

予約のしかた

① 航空券(日本〜メキシコシティ)

費用の半分近くが航空券です。直行便は ANA とアエロメヒコ、安いのは1〜2月。JAL 公式サイトの往復の最安表示は360,220円でした(2026年11月3日確認)。

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あわせて読みたい:メキシコ旅行の治安と持ち物(危険情報を行き先別に・女性のひとり旅)

② ホテル

メキシコシティはクアウテモック区(ローマ・コンデサ)の中級で1,500〜2,000ペソ、カンクンはローシーズンの販促料金を狙います。

ホテルを予約サイトで探す

③ 現地ツアー

テオティワカン、チチェン・イッツァ、セノーテは予約サイトの日帰りツアーが入場料込みか別かで総額が変わります。予約前に確かめてください。

現地ツアーを予約サイトで探す

④ 日本発の添乗員付きツアー

個人手配の合計と比べたい人は、目利き旅のメキシコツアー比較ページで日数と予算を見られます。6日間で45万円台からの設定があります(2026年10月確認)。

行く前に必ず確認すること

  • 外務省の危険情報。2026年4月8日の更新で、タマウリパス州とハリスコ州南部がレベル2に引き上げられ、ゲレロ州チルパンシンゴ周辺はレベル3です。メキシコシティ、オアハカ州、キンタナ・ロー州はレベル1「十分注意してください」。出発前に外務省 海外安全ホームページで最新の情報を確認してください。
  • 為替と物価。1ペソ≒8.4円は2026年10月末の値です。インフレ率は年3.5%前後で、料金は年明けに改定されることが多いので、出発前に主要な入場料を公式サイトで確かめてください。
  • カードの海外手数料。日本のカードの海外事務手数料(1.6〜3%程度)と ATM 手数料を合わせると、現金の調達コストは5%近くになることがあります。
  • 自動加算のチップ。伝票に「servicio」「propina」が入っていたら外してもらえます。

出典

トップの写真:ProtoplasmaKid / Wikimedia Commons(CC BY-SA 4.0)

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