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ペルー・ボリビア航空券が安い時期と相場|乗り継ぎの経路・リマ新ターミナル・国内線【2026年】

リマのホルヘ・チャベス国際空港の新ターミナル

日本からペルー(リマ)へは直行便がなく、米国・メキシコシティ・カナダのどこかで乗り継ぎます。片道24〜30時間が普通で、往復の運賃は時期で大きく動きます。2025年6月にリマの空港が新ターミナルに替わり、国際線どうしの乗り継ぎには1区間11.86ドルの「乗り継ぎ使用料」が加わりました(国内線どうしは2026年6月に撤廃)。リマからクスコへは1時間半の国内線、ラパスからウユニへは1時間の国内線が使えますが、ボリビアは2026年に入って燃料不足と道路封鎖で国内線のダイヤが乱れることがあり、外務省も予備日を勧めています。この記事では、乗り継ぎの経路と渡航認証、安い時期、新ターミナルの決まり、国内線の実情を、航空会社の発表と現地報道、外務省の情報で整理します。

  • 経路は3つ。米国経由(ヒューストン・ロサンゼルス・アトランタ・マイアミなど)は ESTA が要ります。メキシコシティ経由はアエロメヒコの成田直行便+リマ便で、渡航認証は不要。カナダ経由は eTA が要り、トロント・モントリオール〜リマは冬季の季節運航です。
  • 安いのは2・3・6・9月。12月が最も高く、7月(南米の冬休みとペルーの独立記念日)と聖週間も高い。購入は出発の2〜4か月前、長距離は最大6か月前が目安(Expedia・Skyscanner の分析を伝える Infobae Perú)。
  • リマで国際線どうしを乗り継ぐと11.86ドル。2025年12月7日から、外国から着いてターミナルを出ずに乗り継ぐ旅客が対象。リマで入国する人、国内線どうしの乗り継ぎは対象外です。値下げが検討されています。
  • ボリビアは予備日を。2026年5月の道路封鎖でラパスの空港の燃料供給が一時制限され、9月に政府が国営石油会社に介入。外務省は「国内線フライトのスケジュール変更等の影響が出る可能性」として数日の予備日を勧めています。
目次

日本〜リマの乗り継ぎ経路と渡航認証

夜のリマ、ホルヘ・チャベス国際空港の正面
2025年6月に開業したリマの新ターミナル(写真:PIXTA)
経由地航空会社の組み合わせ(例)渡航認証備考
ヒューストンANA(成田・羽田)+ユナイテッドESTAユナイテッドは2027年3月27日からヒューストン〜リマを1日2便に増便し、ニューアーク〜リマを運休(Aeroroutes)
ロサンゼルス・ダラス・マイアミ・アトランタJAL・ANA・デルタ+アメリカン・デルタ・ラタムESTAダラス〜リマの直行は2022年に運休。アトランタ〜リマはデルタが運航
メキシコシティアエロメヒコ(成田〜メキシコシティ毎日)+アエロメヒコ(メキシコシティ〜リマ)不要(メキシコは180日以内の観光は査証免除)2026年8月31日〜12月30日は帰りの便がプエルト・バジャルタに立ち寄る。メキシコシティ〜リマは約6時間
トロント・モントリオールエア・カナダeTA(7カナダドル、乗り継ぎでも必要)リマ線は12月〜3月の季節運航(2025-26冬は各週2便)。2026-27冬は10月26日再開と報道

所要時間は乗り継ぎ時間しだいで、予約サイトの例では成田発のエア・カナダ便で往路30時間45分、復路42時間30分でした(skyticket の2026年10月の例)。米国経由は乗り継ぎでも入国審査を受けるので、乗り継ぎ時間は3時間以上を見ておくと安全です。カナダは乗り継ぐだけでも eTA が要ると政府サイトに明記されています。

安い時期・高い時期

  • 高い。12月(年末年始)、7月(南米の冬休み、ペルーの独立記念日7月28・29日)、聖週間(2026年は4月2〜3日が祝日)。連休には国内線の運賃が通常の2倍になることがあると現地紙は書いています(Peru21)。
  • 安い。2・3・6・9月。火・水・土の便が安く、金・日が高い傾向(Infobae Perú、2026年4月)。
  • 運賃の例。JAL の公式サイトではリマ行きの往復が「385,670円から」、2026年7月の往復エコノミー最安値は470,200円と表示されていました(2026年11月3日確認)。
  • ペルーの祝日(2026年)。1/1、4/2・4/3、5/1、6/7、6/29、7/23、7/28・7/29、8/6、8/30、10/8、11/1、12/8・12/9、12/25(La República)。この前後は国内線とホテルが埋まります。

リマの新ターミナルと「乗り継ぎ使用料」

ホルヘ・チャベス空港の新ターミナルは2025年6月1日に運用を始めました(Aviacionline、Infobae Perú)。国際線は3時間前の到着が勧められ、開業直後は入国審査で最大57分の待ちが記録されています(Expreso)。国内線と国際線は同じターミナルです。

  • 乗り継ぎ使用料(TUUA de transferencia)。外国から着いてターミナルを出ずに国際線に乗り継ぐ旅客に、1区間11.86ドル(税込み)。2025年12月7日に徴収が始まりました。オンラインの事前払いか、空港の端末・窓口で払います(El Universo、Gestión)。
  • 対象外。リマで入国する人、リマから出発する人、国内線どうしの乗り継ぎ。国内線どうしは2026年6月の契約変更で撤廃されました(El Peruano)。日本から来てリマで入国し、別の便でクスコへ行く旅程なら払いません。
  • 値下げの見通し。国際乗り継ぎ客が2026年6月に前年比21%減ったことを受け、空港会社は6.40ドル(税別)への引き下げを提案、運輸通信大臣は10月に「50%を下回らない引き下げ」を表明しました。施行日は未定です(Peru Retail、Latin Times)。
  • 空港から市内へ。空港会社公式の Airport Express Lima はミラフローレスまで1人20ソル(2人以上は1人15ソル)で、停留所はラルコマール向かいのマリオット、ケネディ公園など。所要は平均約30分(LAP 公式、RPP)。

リマ〜クスコの国内線

ラタム、スカイ、JetSMART の3社が飛び、所要は約1時間20分〜1時間40分です。運賃は日と会社で差が大きく、JetSMART の公式サイトには片道26ドルからの表示がありました(特定日のオファー、2026年11月3日確認)。予約サイトの比較では JetSMART、スカイ、ラタムの順に安いのが普通です。LCC は機内持ち込みの手荷物に厳しい制限があり、国会では座席指定と機内持ち込みの無料化を義務づける法案が可決されましたが、施行状況は確かめられませんでした(Gestión)。各社の2026年の手荷物規定は、予約の前に公式サイトで確認してください。国際線とは別に取るほうが安いことが多く、リマで入国して国内線に乗り継ぐ形なら乗り継ぎ使用料もかかりません。

ラパス〜ウユニの国内線と、2026年のボリビアの燃料不足

  • 飛んでいるのは BoA(ボリビアーナ・デ・アビアシオン)。ラパス〜ウユニは約1時間。ウユニ空港(ホヤ・アンディーナ)は標高3,665m。BoA は2025年7月24日からウユニ〜クスコ、ラパス〜クスコ、クスコ〜スクレを週3便で開設し、ペルーとボリビアを飛行機でつなげるようになりました(Aviacionline)。アマソナスは2023年から運休したままです。
  • 運賃は2026年1月に平均35%値上げ。燃料補助金の撤廃を受け、規制当局が国内線の上限運賃を引き上げました(Aviacionline、2026年1月26日)。BoA は保有20機のうち稼働が10機前後で、欠航・遅延が多いと報じられています。
  • 燃料不足と道路封鎖。2026年5月13日、ラパスへの道路封鎖でエルアルト空港のジェット燃料の供給が数時間制限され、5月16日に正常化。9月には政府が国営石油会社 YPFB に最長180日の介入を命じました(El Deber、Los Tiempos、CRHoy)。
  • 外務省の注意喚起(2026年9月28日)。「ガソリンおよびディーゼル燃料の不足が常態化」「地方の観光地(ウユニ塩湖等)への車両移動や、国内線フライトのスケジュール変更等の影響が出る可能性」があるとして、数日の予備日を設けるよう勧めています。ウユニの塩湖ツアーの選び方はウユニ塩湖の鏡張りツアーの記事にまとめています。

周遊の組み方(編集部の目安)

マチュピチュとウユニを1回の旅行で回るなら、日本〜リマの往復を国際線で取り、南米の中はリマ〜クスコ(ラタム・スカイ・JetSMART)、クスコ〜ウユニまたはクスコ〜ラパス(BoA、週3便)、ラパス〜リマ(BoA 週3便、ラタム)を別々に買うのが現実的です。往路リマ着・復路ラパス発の「オープンジョー」の運賃規則は航空会社ごとに違うので、見積もりの段階で確かめてください。ボリビア区間は週3便なので、日程はそこから逆算します。マチュピチュに個人で行く方法と合わせて、全体で11〜13日が目安です。

予約のしかた

① 航空券を自分で取る

国際線は比較サイトで日付の前後を広げて探し、南米の中の区間は各社の公式サイトか予約サイトで別に取ります。米国経由なら ESTA、カナダ経由なら eTA を忘れずに。

航空券を予約サイトで探す

あわせて読みたい:ガラパゴス諸島の回り方(クルーズと島泊の違い・入島料・行き方)

② ホテル(リマ・クスコ・ラパス)

リマは空港バスが着くミラフローレス、クスコはアルマス広場近くの平らな場所、ラパスは標高の低い南部地区が楽です。

ホテルを予約サイトで探す

③ 現地ツアー

マチュピチュの入場券つきツアーやウユニの日帰り・1泊2日は、予約サイトで日本から押さえられます。

現地ツアーを予約サイトで探す

④ 日本発の添乗員付きツアー

航空券・国内線・高地対策まで任せたい人は、目利き旅のペルーのツアー比較ページで、日数と予算から比べられます。

行く前に必ず確認すること

  • 外務省の危険情報。ペルー(2026年3月31日更新)はリマ・クスコ・マチュピチュがレベル1「十分注意してください」、クスコ州ラ・コンベンシオン郡の一部などがレベル3。抗議活動で道路・空港の閉鎖やマチュピチュの鉄道の運行停止が起こり得ると書かれています。ボリビア(2026年6月11日更新)は全土がレベル1で、ラパス・エルアルトでのデモと道路封鎖、エルアルト市の犯罪、偽警察官の詐欺に注意とあります。出発前に外務省 海外安全ホームページで最新の情報を確認してください。
  • 渡航認証。ESTA・eTA は航空券を買う前に申請できます。メキシコ経由は不要です。
  • 乗り継ぎ使用料の最新額。リマで国際線どうしを乗り継ぐ場合は、空港会社の公式サイトで当時の額と支払い方法を確かめてください。
  • ボリビアの予備日。燃料不足と道路封鎖の状況は変わります。国内線と空港への移動に数日の余裕を持ってください。
  • LCC の手荷物。機内持ち込みの大きさと重さ、受託手荷物の料金を予約時に確認してください。

出典

トップの写真:Entorpeditt / Wikimedia Commons(CC0)

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