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川が、赤い。しかも黄色と緑とピンクが混ざっている。絵の具を流したわけではない。
- 場所はコロンビア中部、メタ県のラ・マカレナ。首都ボゴタから小型機で約1時間。
- 呼び名は「七色の川」「世界で最も美しい川」。
- 開くのは1年の半分ほど。1年に訪れる人は1万人に届かない。
ここがありえない|川の中に、赤い草原がある
赤やピンクの正体は、川底の岩に生える水草「マカレニア・クラビヘラ(Macarenia clavigera)」。この地域にしか生えず、ほかの場所で育てる試みは成功していないと報じられています(El Tiempo、2025年10月)。
日なたでは赤、日陰では明るい緑に見え、黄色は土の鉱物、ほかの色は水や空の映り込みだと、現地メディアは説明しています。色の鮮やかさは、水の量と日差しで毎日変わります(El Espectador、2026年5月)。
現地ではどう説明されているか
「虹が死んだ場所」という言い伝え
地元には「虹が死んだ場所に、その色が形見として残った」という言い伝えがあると紹介されています(El Tiempo)。
行けるのは雨の季節だけ
国立公園局(Parques Nacionales)は、2026年のシーズンを5月29日に始め、12月まで続くとしました。乾いた季節は人を入れず、水草を休ませます(El Espectador、2026年5月、Semana)。閉まる時期は例年11月末〜12月初めで、水草の状態で決まります。
1年に1万人も来ない
来訪者は2023年9,703人、2024年9,017人、2025年8,712人と報じられています(Semana、2026年5月)。人数を絞って守っている場所です。
日本人ならこう楽しむ(編集部の提案)
- ガイドなしでは入れない。認可を受けた地元のガイドが必ず付きます。2026年は、現地の認可旅行会社を通さないと入場料も払えません(El Espectador)。早めに現地の旅行会社のパックを押さえるのが近道です。
- 日焼け止めも虫よけも禁止。香水や化粧品も使えません。肌は速乾性の長袖と帽子で守ります(La FM、El Espectador)。
- つま先の閉じた靴で。サンダルで川に入るのは禁止。歩く距離は5〜10km、長い日で7時間ほど(El Espectador)。
- 水草のある場所では泳がない。ペットボトルや使い捨てのプラスチックも持ち込めません(La FM)。
- 色が一番出る時期を狙う。見頃は5〜11月で、年によって12月まで(El Tiempo)。
度胸メーター・費用・日数の目安(編集部の目安)
| 度胸 | ★★☆☆☆ 体力がいる。プロペラ機とボートと長い歩き |
|---|---|
| 入場料(2026年) | 非居住の外国人 78,500コロンビア・ペソ。25歳未満の国民 28,000、25歳以上の国民 51,500(El Espectador、2026年5月)。保険とガイド代は別 |
| 開いている時期 | 2026年は5月29日〜12月まで(国立公園局の発表)。乾いた季節は閉鎖 |
| 飛行機 | ボゴタ〜ラ・マカレナはサテナ航空の直行便が週3便(水・金・日)、片道343,700ペソ。2026年11月15日まで運航(Radio Nacional、2026年6月) |
| 現地パックの例 | ボゴタ発3日2泊 3,165,000ペソ〜(航空券・宿・食事・ガイド・保険込み。現地の旅行会社 Ecoturismo Macarena の2026年版) |
ここに行くには
① ツアーで行く
日本の旅行会社では、ユーラシア旅行社が「彩の川カーニョ・クリスタレス」を含むコロンビア周遊11日間(添乗員同行)を出していますが、2026年10月26日の時点で申し込める出発日はありませんでした。コロンビアと周辺の国を回るツアーは、目利き旅の中南米ツアー比較で探せます。
② 自分で行く
- 飛行機:日本から米国などを乗り継いでボゴタへ。ボゴタからラ・マカレナへは小型機で約50分。
- 町から川へ:ボートでグアヤベロ川を約20分、車で約20分、最後に歩いて約25分で遊歩道の入口(国立公園局の案内)。
- 宿:町の中心部の簡素な宿で1泊230,000〜250,000ペソから(El Tiempo)。
- 到着後:環境のオリエンテーションを受けて登録。1日に入れる人数に上限があります(El Espectador)。
③ 予算と日数の例
ボゴタ発の現地パックは2泊3日が中心です。日本からの往復を入れると、最低でも7〜8日は見ておきたいところです(編集部の目安)。
行く前に必ず確認すること
- 黄熱病の予防接種は、出発の10日以上前に済ませるよう案内している記事があります。最新の条件は要確認です。
- 2026年の現行シーズンは12月までとされていますが、水草の状態で早く閉まることがあります。
- 国立公園局の資料は、この地域の課題として武装勢力の存在を挙げています。地元の市長は「安全なルート」としていますが、最新の情報を必ず確認してください。
- 治安の情報は、出発前に外務省 海外安全ホームページで最新の情報を確認してください。
友達に話したくなる一言
「コロンビアに、川底の水草のせいで川が真っ赤に見える場所がある。しかも1年の半分しか入れなくて、日焼け止めも禁止」
出典
- El Espectador「Abre Caño Cristales 2026」2026年5月19日
- El Espectador(環境)2026年5月29日
- El Tiempo 2025年10月21日
- Semana 2026年5月14日
- La FM 2024年5月15日
- Radio Nacional 2026年6月8日
- Parques Nacionales「ABC Caño Cristales」
- 外務省 海外安全ホームページ
(2026年10月26日に確認した情報です。料金・時間・交通は変わることがあります。)
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