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道幅3m。片側は最大800mの崖。そこを自転車で、標高差3,400m以上下る。
- 場所はボリビア、首都ラパスの近く。標高約4,700mの峠から、ふもとの熱帯の村まで下る。
- 1995年に「世界で最も危険な道」と呼ばれた。
- 今は車がほとんど通らず、自転車で下るツアーが人気。
ここがありえない|なぜ「死の道」と呼ばれるのか
1995年に米州開発銀行が「世界で最も危険な道」と呼んだことが、名前の由来とされています。車が通っていた時代には、事故が年平均209件、死者が年平均96人だったと報じられています(Billiken、2025年3月)。
多くの区間で道幅は約3m、狭いところは2m以下。崖の高さは最大800mの「悪魔のバルコニー」と呼ばれる場所もあります(Infobae、2025年4月)。2007年に舗装された新しい道ができ、古い道は今は主に観光用です。
現地ではどう説明されているか
戦争の捕虜がつくった道
1930年代のチャコ戦争のときに、パラグアイ人の捕虜がつくった道だとされています(Infobae、Billiken)。
走り切ると「生き延びた証明書」
ツアーを最後まで走ると、「生き延びた」ことを証明する記念の証書がもらえると紹介されています(Todo Para Viajar)。道沿いには、亡くなった人の十字架が立っています(Boliviatur)。
1年に約3万人が下る
ボリビア政府の資料では、年間の訪問者は約3万人とされています(ボリビア政府資料、2025年8月)。
日本人ならこう楽しむ(編集部の提案)
- 業者は安さで選ばない。ブレーキが油圧式か、ブレーキパッドを替える間隔、ガイドの人数、伴走車と保険があるかを確かめるよう勧められています。格安ツアーでは、ガイド1人で12〜18人を見ることもあるそうです(Bolivian Life、2026年8月)。
- 乾いた季節(5〜10月)に。12〜3月は雨で滑りやすく霧も出るので、避けるよう勧められています(Boliviatur)。
- 重ね着と雨具。標高4,700mの寒さから、ふもとの蒸し暑さまで一日で変わります(Boliviatur)。
- 走りながらスマホを使わない。長い下り坂でブレーキをかけ続ける力が要ります。きつい区間は伴走車に乗ってもいいツアーがあります。
度胸メーター・費用・時間の目安(編集部の目安)
| 度胸 | ★★★★★ 崖の横を自転車で何時間も下る |
|---|---|
| 下る距離・標高差 | 約64km(未舗装と舗装を含む)、標高差3,400m以上(Boliviatur、Bolivian Life) |
| ツアーの料金 | 全体で70〜150米ドル。格安65〜85、中級90〜120、上位120〜160米ドル(Bolivian Life、2026年8月) |
| 通行料 | 別にかかる(50ボリビアーノスとする予約サイトあり)。今の金額は要確認 |
| 所要時間 | ツアー全体で約12時間。走るのは4〜6時間 |
| 参加条件 | 14歳未満は不可とする予約サイトあり |
ここに行くには
① ツアーで行く
日本の旅行会社の添乗員付きツアーで、このサイクリングを含むものは見つかりませんでした(2026年10月26日時点)。ボリビアのウユニ塩湖を回るツアーにラパスが入ることが多いので、目利き旅のペルーツアー比較ガイドで、ウユニ付きのツアーを探し、ラパスで自由行動の日があるかを確かめてください。
② 自分で行く
- 出発:ラパスからツアーの車で峠のラ・クンブレへ。下りきったヨロサかコロイコで終わり、帰りは車で約3時間(Bolivian Life)。
- 現地ツアー:ラパス発の日帰りツアーが GetYourGuide(110〜149米ドル〜)や Civitatis などに出ています。
③ 予算と日数の例
ラパスで2〜3泊して体を高さに慣らし、その中の1日をあてます。ウユニ塩湖と合わせるなら、日本からの往復を入れて10日前後は見ておきたいところです(編集部の目安)。
行く前に必ず確認すること
- 自転車での死亡事故は今も報じられています。2023年にはエクアドル人の男性(27歳)がカーブで約170m転落して亡くなり(bolivia.com、2023年4月)、2021年にもツアー参加中の男性が転落して亡くなりました(Opinión、2021年3月)。
- 外務省はラパス市とエルアルト市を「レベル1:十分注意してください」としています(2026年6月更新)。デモや道路封鎖が多いと書かれています。
- 完全な初心者には向かないとされています(Boliviatur)。自信がなければ無理をしないでください。
- 治安の情報は、出発前に外務省 海外安全ホームページで最新の情報を確認してください。
友達に話したくなる一言
「ボリビアに、道幅3mで崖が800mある「世界一危険な道」を自転車で下るツアーがあって、走り切ると「生き延びた証明書」がもらえる」
出典
- Infobae 2025年4月26日
- Billiken 2025年3月29日
- Boliviatur 2025年6月更新
- Bolivian Life 2026年8月24日更新
- ボリビア政府 conocebolivia 資料 2025年8月
- bolivia.com 2023年4月4日
- Opinión 2021年3月22日
- Todo Para Viajar
- 外務省 海外安全情報(ボリビア)
- 外務省 海外安全ホームページ
(2026年10月26日に確認した情報です。料金・時間・交通は変わることがあります。)
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